ミセスが自信を持ってお出かけできるお呼ばれ服をお仕立てするのが当店のコンセプトです
大きいサイズの方は特に体のラインに視線が集中してしまうよりも、柄に注目が行くような大柄であったり、ポイントを何処かに持っていくようにすると良いのですが、柄に正確に合致させたお仕立ても、非常に着やせ効果が高く、ゴージャスで宝石のような逸品になります
柄を完全にあわせて服を作り上げるとまるで一枚の絵をくりぬいたように、全くずれの無いお洋服になります
大量生産では、こんなことは採算に合わなさ過ぎるので できる仕事では有りませんが、一枚一枚に命を吹き込む作業で、この作業を行うことは、あなただけの一着に感情移入し、大切に育てる気持ちで裁断に時間をかけます 新作シェフレAラインワンピースは、前だけでも 前中心+脇布×2+三角布(裾部分)の5パーツから成り立つ大変接ぎ合わせの多い商品です
でも、接いである事を感じさせない、一枚の画のような 仕立てが職人芸であります
大量生産の追随を許さない、完璧に柄を合わせてある服をお召しになるということは、あなたがそれだけ上等な 人間であるということです
職人が丁寧に命を吹き込んだ、魂のこもった服を手に 入れることは、そうたやすくはありません
また、柄が丁寧にあわせてあるということは、自然に 視線を柄のほうへ、つまりボディーラインの脇ではなく、身体の中心側のほうへ視線が集めることが出来ますから、シャープな印象を強くアピールできます
視覚効果が強いので、大きいサイズの人にも有効です
大きいサイズの人が無地を着ると身体のライン(脇側)に 視線がいき、サイズが目立つということもあります
私は縫うだけですが、裁断担当の夫はそれこそやり直しの効かない一回限りのチャレンジに、精神統一と柄への配慮生地の使う分量(一着だけの生地の長さしかないものが多いので)をよくよく計算し脳味噌を焦がしてハサミを入れます
私ども夫婦の仕事は、完全な凸と凹
お互いに足りない部分を補填し合う、よき相棒であります
夫が丁寧に脳味噌を絞りぬいて裁断したからこそ このように、すべての接ぎ合わせが一枚につながって 見えるあなたを最高に彩るお洋服に仕上げることが出来るのです
脇の縫い目、前の脇布と中心とのはぎ合わせ 裾の部分との縫い目、すべてつながっていますね^^
こういうお洋服は、遠目からも自然にわかるものなんです
乱れがない服は、見た時に良い印象として見えるから あなたの第一印象は、こういうことでも上等なものを着れる人間ですと表現できるといえるかもしれませんね^^
大量生産の服では、時々逆向きに柄が取られているものもあります生地の使用量を減らすために、柄を無視して裁断してあるためです
そういう服は、なんとなく違和感を感じてしまうので、どうも落ち着かない印象に見えてしまうことも有りますから、お買い物をするときは、その点も注意してみてくださいね^^
背中の中心にも接ぎがあります丁寧に拡げてみると3ミリくらいのかすかなずれがあるかもしれないです(笑)
本当は、普通の服つまり布帛では、3ミリのずれは認めたくない数字です
そういう時は柄を優先しずらして縫い合わせ形を少しゆがめてでも柄を取ります
それだけ柄がずれることは、高級品ではないという証明をすることと同じことです
ここで話を少しプリーツから離れて 普通の服、布帛のAラインワンピースをご購入する際の 時に注意する部分について、ご説明いたしたいと思います
Aラインワンピースとは 文字通りAの形にウエストから下が形作っているものを言います
なぜ、Aラインワンピースが危険な購入なのかといいますと 生地と言うのは斜めになる部分は非常に伸びる特性があります
伸びるということは、だらっと下がるということで 生地の質によっては、垂れ下がり方も大きく 縫う難易度も非常に高いものになります
この、斜めの部分をはぎ合わせる時に、下手な縫い子が縫うと 縫い合わせるもの同士の伸び方に差がある状態ではぎ合わせしてしまいます
例えば、前は15センチ下がりたいのに 後ろは10センチしか下がらなかったとしたら きれいにはぎ合わせると、5センチの差が出るわけなのですが、単に縫い合わせることしか気持ちがないと、5センチの差を無視して 歪めたまま縫い合わせてしまいます
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大量生産の場合、工場のレベルにもよりますが 慣れていない工場に生産が任された場合は、こういう歪めたはぎ合わせが ごく普通に行われ、その意味さえわからないということもありえます
また、後と前、はぎ合わせるもの同士は 裁断でAの尖った方向が同じ向きになっていないと、縫い合わせるのが とてつもなく困難になります
逆向きに裁断されたものたちは、伸び方が全く違うからなんです
でも、大量に生産し、コストダウンするため 反対向きのほうが生地を使う量がずっと少なく、原価を安く設定できます
現代の効率化と合理性を追求し続けている生産業では もはやこの禁止事項さえ過去の遺物と化してきつつあるかもしれません
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裁断の技術の問題も有ります斜めに切るということは 伸ばさないように切らなければならないので 裁断師の腕前に、出来上がりの成果がかかってきます
歪めて縫われたものは、どうなると思いますか?
15センチになりたかったものは縮んで、無理に10センチになっています
10センチでいたいほうは、無理に15センチとくっつけられた所為で
引き伸ばされてしまいます
結果は、伸ばされたほうが、縮まったほうへ縫い目が斜めに歪みます
スカートの部分は、伸ばされたほうが縮まったほうへ斜めに振れてしまうのです
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難しくなってしまいましたが、結果どうしたらよいかといいますと 購入の際に、スカートの縫い目の部分に注目することです
縫い目の上のところ ウエスト辺りを持って目の高さにし、全体をすっと落としてやります
縫い目が真っ直ぐ下に落ちていれば、そのAラインは成功です
Aラインは最低でも4箇所縫い目が有りますから すべての縫い目を確認してみましょう
TVのCMをはじめた大手の高級ブランドのAラインワンピースが 納期に間に合わず、私のところにご縁で助けてくれと連絡が入り そういうことはしないのが普通なのですが 裁断が済んで後は縫うだけと言う段階からお手伝いしたことが有りました
裁断が非常に悪く、生地の縦横が狂って 生地の横の織り目を手繰ると、左右で1.5センチもずれていたのでした、元が崩れた形からは、絶対に良い形は作れません
そのうえ、ウエストやバストラインなど 縫い合わせる上で非常に重要な合印が一つも入っていないのです
「どうやって縫うのですか?」思わずお電話をしてお聞きしたら
「一枚二枚縫ったら感じがつかめるでしょ?それで後は縫えばいいでしょ」
信じられない〜〜〜〜!
思わず 「 あの、いい加減にくっつけてるんですか?」と聞き返しちゃいました(笑)
職人の仕事が形骸化するということは、こういうことだと思うんですね…
大手百貨店で13万円なりで販売されたそのAラインワンピースは 私が縫った7着だけは、きちんと下に下がり真っ直ぐにスカートになるけれど、他のは全部後ろに引っ張られ、右に引っ張られ、左に歪んでいて、どうしてもスカートが下に落ちにくいというんです(笑)
当たり前の事を当たり前にしない、それでもイタリー製の生地で13万円なりで百貨店で売られ 知らないで消費者の方はお買い求めになっているのかもしれません
フレアーのタイプは、必ず縫い目の両側を持って、目の高さにして 腕を前に伸ばし、縫い目が下に落ちているのか、確かめることです、生地は、歪めて縫われた事を必ず主張します
「私って、こんなに歪んで縫われているのよ!」と悲鳴を上げている服は 決して美しくは見えないものです
どうぞご注意を…