大きいサイズ 婦人服

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プリーツの魔法が作られるまで

製作過程のご説明

  • 裁断の様子

    [Step.01]生地幅は110セmンチが殆どです

  • 型紙をおいた状態

    [Step.02]前と後ろの2/3を110センチで取り

  • 前身ごろと生地幅で足りない補充をする脇見頃

    [Step.03]足りない分を脇身頃で付け足します。コレで13号サイズくらい。脇身頃をつなげて、裾と衿ぐりを縫い、プリーツ工場に送ってプリーツ加工してもらいます

    大きいサイズになれば中央で縫い合わせ、4丈を使うことも珍しくありません

    また生地が薄く沢山プリーツが入ってしまうようなときは、大きいサイズの人用ではなくても4倍以上の計算をするときもあり、

  • プリーツ工場に出す前の生地の大きさは、とても人が着る大きさとは思えないくらい大きくて、畳むのに一苦労することも少なくありません、脇を片側でしかつけないのは、縫い目がプリーツマシンの食われて、上がってしまって裾線が乱れたり、出来上がってくる大きさがそれぞれ違うので、縫い目を多くするとそれだけ出来上がりのリスクが高くなるからです

    このように、裾と衿ぐりの処理を終えた状態でプリーツの加工に出すので、着丈や補正分が最初に入っていないと
    きちんとした”あなたサイズ”になりません

  • 面白いものを発見しました。プリーツをかけている実際の動画です

    意外にゆっくりしか進まず、工程が簡単ではないことがわかると思います

    プリーツの出来上がった状態

    女性の手で触っているのが、これから加工する平らな布です

  • 上にも下にも大きな紙のロールが仕掛けてあり、布を挟んでローラーに巻き込んでいき、紙にはさんだままの状態で歯がくしゃくしゃとシワを寄せてくれます

    紙の下側に熱く熱したローラーがあり、アイロンを下側から当てるような形でポリエステルの生地を作るときに近い高温を与え、軽い火傷を負わせることでシワの記憶を残すのです

    しかし、この温度と歯の釜の状態は、常に不安定さも伴い、当店のように種種雑多な生地をお客様個人向けにオーダーメイドで作るには高い技術が必要です

    マシンがあればプリーツ加工が出来るなんて簡単なものではありません

  • 1着でも不良を出されたらそれで終りになってしまう私の仕事は、工場さんにとって神経を使う厄介な代物以外でしかありません。大量生産の何万ロットを一気に加工しているマシンを休めて、当店のそれぞれの生地に合わせた温度設定にするには、温度が安定するまで2時間も放置しなければなりません。その間は仕事ができません。同じ生地で何着も作るのではなく、様々な生地を1着1着試しがけをして、安定しているか試して、そして加工してくださいます。

    プリーツの出来上がった状態

    [Step.04]プリーツ加工から戻ってきました。ほぼ半分大きさになっています。物によっては1/3まで縮むものもあり
    4倍を超えてしまうものさえあり、出来上がりの大きさだけは祈るしかありません

  • 型紙を当てた状態
  • [Step.05]型紙を当てた状態。こんなにあまりが出てしまいます。プリーツのその時々で出来上がってくる幅は同じではありません

    プリーツは生地に火傷を起こさせ、シワが取れないようにする加工で、元々皺にならない性格のジョーゼットにシワを加工するのは大変厄介で工場の技術と温度設定など細かいデーターに基づき、プリーツの加工を行ってもらっています

    その時々の温度設定や生地質との合致で、堅めに仕上がったり、柔らかめに仕上がったりもします

    その違いはどうしようもないものであり、プリーツに課せられた宿命というべきところです。私どもにはなんとも出来ない加工工場さん任せの部分でもあります。その出来上がりの状態に対し、私はジョークをこめて”神業”と呼んでいます。神のみぞ知る、人智を超えた神業に近いからです。

    このときは調度よいサイズに上がっていますが、時には幅が小さくなってしまったり、大きすぎてしまうこともあります

  • 違う素材で型紙を当てたところ
  • 型紙と切り取った残りの布

    [Step.06]こちらは、少し大きすぎた加工後で、両脇にかなりの量が余ってしまっています。プリーツのかかり具合の強さ堅さ、プリーツの性格は素材が同じでもその時でかわるので、充分に留意してプリーツ後の裁断用の型紙を作ります。此処が一番神経を使うところで、危険を避けるためにまず、前身ごろだけを裁断して人台に着せつけ様子を見ます

  • 着せつけて確認

    [Step.07]前だけを着せつけて脇へ回してどの程度の余分があるか、ぴったりのところに来るのか、肩の位置は間違いないか充分に検討しています

  • 後ろ身頃の裁断

    [Step.08]後ろ身頃の裁断です 生地の出来上がり幅が思った以上に大きかったので、生地が大きく余って、裁ち落としになってしまいます

  • 着せつけて確認 二回目

    [Step.09]肩が縫えたところで、また再検討します、肩に変な線が出来ていないか、脇を軽く留めつけてみて、出来上がりのサイズになっているのかどうか細かく検討し、納得が行くまで時間をかけます

  • 脇を全部留めて様子を見ます

    [Step.10]ピンで留めつけて感じを確認します

  • 後ろ襟ぐりの大きさを確認

    [Step.11]後ろの衿ぐりの大きさを確認します。前の衿ぐりにあわせ、またお客様からのご指示の通りの大きさになっているか、充分に確認しているところです

  • オーダーのイラスト

    [Step.12]お客様からのイラストをもとに作ります

  • 後ろ衿ぐりにアイロン

    [Step.13]後ろ衿ぐりの始末をするために、アイロンかけ縫い代を整える準備をしています

  • 衿ぐりを縫います

    [Step.14]衿ぐりの始末をします

  • 衿が出来ました

    [Step.15]出来上がったところですが、ちゃんと前と付けて大丈夫か、また確認します

  • 衿を仮留して確認

  • 前からも充分に確認します

    [Step.16]肩を仮にピンで止めて。違和感が出ないか、再確認します

  • 肩を塗っています

    [Step.17]やっと肩を縫います

  • 肩の始末

    [Step.18]ロックミシンという縫い代の始末をするミシンを掛けて、肩縫いを終わらせます

  • 肩線を出来上がりの大きさに仕上げています

    [Step.19]肩を出来上がりの大きさに仕上げています

  • 肩線を仕上げて脇の確認

    [Step.20]もう一度脇をピンで止めて、サイズが間違いがないか、ここまでの工程に問題点はないか、確認しています

  • 全体の確認

    [Step.21]脇線を縫って衿ぐりの確認をし、全体的に後ろの肩線など、余計なシワが出ていないか調べています。衿ぐりと留めて、肩線を固定し、普通の洋服のように仕立てる当店のプリーツでは、余計なシワが発生しやすくとにかくプリーツの癖を飲み込んで、生地と話しあいながらゆっくり作ることしか方法が見つかりません

  • 前からも確認

    [Step.22]袖ぐりの始末をして仕上げアイロンを施し、出来上がりの確認です。前から見ても大丈夫! イラストで頂いた大きさの衿に仕上がりました^^ ちょっと手つきに、”やったぜ!”って感じが見えるでしょ(笑)